Disaster Preparedness Bicycle Challenge
BICYCLE
 
BICYCLE

THE PURPOSE

  • Show the strength of cooperation
  • Gain new bicycle skills
  • Meet your neighbors
  • Learn critical thinking
  • Empower eachother

自転車防災チャレンジは自転車を使ったチームビルディングイベントです。自転車は私たちが持っている個人の力の象徴です。大きな災害が起こった後は、自ら考え、自ら動く個人の能力が試される時ではないでしょうか。またこういう時こそ、お互いを励ましあい、チームと協力しながら、必要なものを届ける必要があります。

私たちが住んでいる街には複雑な交通網や物流システムが存在しています。もし災害でシステムが機能しなくなれば、多くの人が苦しむことになるでしょう。このチャレンジで、たくさんの仲間を作り、チームワークを学び、他のすべてが機能しなくなっても、自分の力で動かせる自転車を活用し、地域に貢献する方法を体験していただければと思います。

 

AROUND THE WORLD

海外ではすでにたくさんのグループが、災害時に備えて、サイクリストと一緒に食料や救援物資を運ぶイベントを開催しています。こうした取り組みのおかげで、自転車の有効性は幅広く認知され、参加者は災害時に必要なスキルを学ぶことができます。アメリカの西海岸で活動するグループ『Disaster Relief Trials(災害救助トライアル)』は、カーゴバイクを使って救援物資を運ぶ耐久レースを開催しています。コロラド州のグループ『Denver Food Rescue(デンバー・フード・レスキュー)』はボランティアサイクリストと一緒に2012年より食料を届ける活動を行っています。また、2017年にメキシコシティで起こった大震災の後は、高校生が一丸となり、自転車で避難所や被災者に支援物資を届けました。

通勤・通学、子供の送り迎え、食料の買い出しなど、目的は違えど、東京にはたくさんのサイクリストがいます。ちょっとしたトレーニングと知識があれば、こうしたサイクリストたちは、災害時の大きな助けになってくれるでしょう。もちろん、あなたも災害時に地域に貢献するチームの一員になることができます。

Disaster Relief Trials - USA
TEAMWORK

TEAMWORK

チームビルディングを学ぶため、参加するには5名のメンバーが必要です。会社の同僚、ご近所さん、クラスメート、もちろん家族や友人でも構いません。チームメンバーの一人には、ハンディキャップ*があると想定して参加していただきます。
*ハンディキャップ:高齢者・障害者・けが人・体調不良者・妊婦・子供・乳幼など

5人のチームメンバーは一緒に5つのチャレンジを突破しながら、大きな目的のために協力し合い、チームワークを学んでいただきます。

PLACE MARK

THE ROUTE

ルートがわかるのは、チャレンジがスタートする1時間前です。スタート地点には、登録所があり、チームはそこでチェックポイントカードと風船を受け取り、安全指導(基本的な交通安全・救助指導)を受けます。

ルート上にあるそれぞれのチェックポイントで様々なアイテムを受け取り、ゴールまで運ぶことがチームのミッションです。しかしルートにはいろいろなチャレンジが待ち受けています。体を使うものもあれば、頭を使うものもあります。

チームは協力しあいながらチャレンジを乗り越え、次のチェックポイントに進んでください。次のチェックポイントへの道のりは教えません。またチームは電子デバイスを使うこともできません。

このミッションは速さを競い合うものではありませんが、チェックポイントは順番に通過していただく必要があります。万が一チェックポイントを見逃してしまった場合は、順番通りのチェックポイントに戻っていただきます。

ROUTE
 
 
 

パートナーになるには

このイベントを成功させるにはみなさまの協力が必要です。

 
Partner 1
 

1.スポンサー

イベントを運営するための必要経費をご支援いただける企業を求めています。

権利
ご協賛いただいたスポンサー企業のお名前とロゴをイベント会場やルート内で表示させていただきます。ご協賛金額によって、イベント会場で出店ブースを設けることができます。

 
Partner 2
 

2. 物資支援・場所提供

今回のチャレンジで必要な物資をご提供していただける企業、またチャレンジスポットとして利用できる場所をご提供していただける企業を求めています。

権利
参加いただいたみなさまに企業のお名前がわかるような工夫をいたします。

 
Partner 3
 

3. ボランティア

当日、イベントがスムーズに行われるようサポートしていただけるボランティアの方を求めています。地域の方やチームと交流を深めることができ、社会に貢献できる、とても楽しい1日になるはずです。

CHECKPOINT_1
 
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瓦礫チェックポイント

このチェックポイントではゴールまで持っていくキャンプ用品が渡されます。幾つかのアイテムはバラバラになっているので、どのようにして運ぶかが頭の使いどころです。

中には運ぶには難しい形をしたものや、濡らしてはいけないものもあります。すべての荷物を自転車に乗せたあとにチームを待ち受けるのは、瓦礫エリアです。

道には石や枝、電線や瓦礫などが落ちています。瓦礫エリアを通過したチームは、街中を通り抜け、次のチェックポイントへと進みます。

CHECKPOINT_2
 
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水チェックポイント

水は生きるために必要不可欠ですが、非常に危険なものでもあります。このチェックポイントでは15リットルの水をゴールまで運んでください。水は一人で運んでも、数名で手分けして運んでも構いません。水を運ぶための日用品が用意されていますが、自転車から落ちないように、必ずしっかりと固定してください。次にチームが通過するのは、水で濡れて滑りやすくなった道路や雨です。ここでは、荷物を濡らさないように運ぶのが最大とチャレンジとなるでしょう。水の障害を通過したチームは次のチェックポイントへと進みます。

CHECKPOINT_3
 
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食料チェックポイント

震災後は、食料もとても大切です。なぜなら、空腹になると人はキレやすくなり、新たな問題が生まれる可能性があるからです。必要な場所に必要な分だけの食料を届けるのは、サイクリストにできる最も重要なタスクの一つです。

しかし食料配給所が遠い場所にあったり、避難所への道がふさがれている場合もあるかもしれません。このチャレンジでは、チームは食料を受け取った後に、大きな“壁”を乗り越えなければなりません。その高さはなんと1メートル。自転車で壁を越えるのは非常に難しいかもしれませんが、是非ここで、みなさんのチームワークを発揮してください。

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衛生チェックポイント

震災後に注意しなかればならないのが、目に見えないうちに広がる病原菌です。災害時には、水やトイレが使えなくなることもあり、ゴミの処理といった衛生管理をしっかりとする必要があります。

特に子供や高齢者は命に関わる病気に感染する可能性が高いため、汚物をどのように処理するのかを知っておくことが大切です。このチェックポイントは他とは違います。

チームは震災後どのようにしてゴミ・汚物・廃棄物を処理するのが適切なのかを答えなければなりません。答え終わった後に、トイレットペーパーやウェットティッシュ、オムツやナプキンといった日用品を受け取ってください。そしてこれまで運んできたアイテムとともに、トイレ用品もゴールまで運びます。

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エネルギーチェックポイント

電気の大切さがわかるように、このチェックポイントでは、日々の生活に必要な電気を作るのがどれほど難しいかを体験していただきます。2011年の大震災後は、多くの人が節電に協力しました。私たち一人ひとりがエネルギーの使用量を減らせば、その分、エネルギーが一番必要な場所で使われます。

ガソリンは個人の自動車ではなく、病院の発電機や救急車などに使われるべきです。電気は家のフラットスクリーンTVではなく、避難所で使われるべきです。このチェックポイントでチームは、ポータブルバッテリーを0%から100%にチャージします。

電気は、避難所で夜を過ごすための明かりや、家族に自分の安否を知らせるためにスマホを充電するのに役立ちます。